肺高血圧症の完治を目指すブログ

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心疾患を抱える僕は塩分を控えるために漬物を残すことにした

こんにちは、肺動脈性肺高血圧症からの完治を目指しているたっつん(@tattun_fw)です。
 
心臓の病気を抱えていると、塩分や水分の摂りすぎは良くないと言われていますね。
 
一般的には1日の摂取目安は8gまでなんて言われたりしますが、正直難しい数字です。
 
ラーメンを完食したらそれだけで越えちゃうような量ですから…
 
僕自身は主治医から「1日〇gまで」という風に具体的な制限は受けていないのですが、それでも摂りすぎは良くないだろうと思い、自分でいくつか気を付けている点があります。
 
それでも友人と食事に行ったときに我慢して食事を楽しめないなんてことは嫌なので、ここでは普段の食事で僕が気を付けていることをご紹介します。
 

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前向きに治療を進めていくためには友達付き合いも大事 

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長く治療を続けていると、良くなったり悪くなったり、病状にも波があります。
 
そして悪くなったときには精神的にも辛くなっちゃいますよね。
 
こんなときに自分を支えてくれるのは家族だったり、友人だったり、恋人だったり、人それぞれだと思いますが、独りよりも仲間がいた方が病気に立ち向かう勇気もわいてくるものです。
 
病気かそうでないかは関係なく、人付き合いのしかたというと、食事に行くということがメインになってくるのではないかなと思います。
 
男性だと飲みに行くことが多く、女性だとランチとかお茶しながらおしゃべりというのが多いのではないでしょうか。
 
病気のために色々と我慢を強いられている状況の中、その楽しみすら我慢しながら…というと何のために辛い治療に耐えているのかわからなくなる…なんてこともあるかもしれません。
 
もちろん、全部を思い通りにとはいかないですが、自分が「この日は」と思った日くらいはパーッと楽しめると精神的にも前向きになれますよね。
 
 

漬物は好物ではないけど、定食で出てきたらなんとなく全部食べていた

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いきなり漬物の話になりますが。笑
 
僕は子供の頃、漬物が嫌いでした。
 
絶対に食べないといけないものでもないし、漬物を積極的に食べなくても、親にも特に何も言われませんでしたし、絶対に克服しなきゃいけないとも思わないまま大人になりました。
 
しかし、大学入学と同時に一人暮らしを始めると、不思議と漬物を口にする機会が多くなっていきます。
 
定食屋などでは必ずと言っていいほど小皿で出てくるし、お弁当を買えば漬物がついてきます。
 
嫌いならそのまま残しちゃえば良いのですが、一人暮らしを始めて新しいことに挑戦してみようキャンペーン中だった自分は漬物にも挑戦してみたんですね。笑
 
すると、だんだん食べられるようになってきたんです。
 
少しずつ食べられる漬物の種類が増え、気が付くと定食屋で食事をするときには漬物を口にするタイミングまで計算し始めている自分がいました。笑
 
このときでも好きにはなっていないのですが、出された食べ物は基本的に全部食べるものと思っていた自分には残すという選択肢もありませんでしたから。
 
そのまま、しばらくは出された漬物は全部食べるという習慣になっていました。
 
 

思い切って残すことにしてみた

 
しかし、25歳のときに持続静注療法を始め、その辺りから自分の身体のことを真剣に考えるようになります。
 
同じ病気の患者さんとの交流も増え、人によっては水分や塩分の制限があるということを知ります。
 
これまでの僕は幸いなことに主治医からそういった制限は受けていなかったので、好きなものを食べ、好きなものを飲むという食生活をしていました。
 
まぁ、もともと野菜も好きだし、お酒も弱いことは自覚していたので、食生活自体はその辺の人よりバランスの良いものでしたが。
 
それでも、自分なりに余計な塩分は控えることもできるのではないかと。
 
わざわざ好きでもないものを「残す習慣がないから」と食べ続ける必要もないかなと。
 
京都とかの老舗のおいしい漬物とかは別として、普通の定食屋さんで出てくるようなものは思い切って残してしまうことにしました。
 
 

ラーメンは汁まで全部飲まなければいいのでは?

 

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塩分が多い食事の代表格として、ラーメンがよく挙げられますね。
 
汁まで全部飲んだら一杯で食塩7gとか8gになるなんてことをよく耳にします。
 
しかし、これも全部飲んだりしません。
 
レンゲ一杯分の塩分すら気になるようならそもそもラーメン自体食べないほうがよいですが、普通に食べて、ほどほどにスープを飲む分にはそこまで神経質にならなくても良いのかなと。
 
人によって気にしなければならない塩分量というのは違うと思いますので、これに関してはご自身のやり方をしっかり考えてくださいね。
 
ご実家がラーメン屋だという人の話で、一番手間暇かかってるのはスープだから、お店側としては飲んでもらいたいという話を聞いたこともあるのですが、健康にはかえられませんから…
 
どうしても飲み干したい味に出会ったときだけは飲んじゃいますけどね(数年に1回くらい?)。
 
 

みそ汁は好きだけど、汁までの飲むのは我慢することにした

 
ラーメンも好きですが、僕はみそ汁も好きです。
 

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特にお寿司屋さんで出る海苔のみそ汁とか、アサリ汁、あら汁…大好きです。笑
 
でも、みそ汁にも結構な量の塩分が含まれているようですね。
 
病院食とかだとそもそも塩分量の少ないみそが使われている上に、汁の量も1/3とかになってすごくさびしいみそ汁が出てきたりするものです。
 
でも、これもよっぽどのとき以外は汁は残すことにしました。
 
普段は我慢して、お寿司屋さんとかのおいしいあら汁とかはしっかり食べようという感じです。
 
 

塩分控えすぎも注意

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ここまで塩分を控える話をしてきましたが、塩分が不足してしまうことも良いことではありません。
 
近年の夏の暑さにより、熱中症で搬送される人のニュースを毎日のように聞きますね。
 
熱中症というのは室内にいてもなるようなので注意が必要です。
 
この熱中症対策として水分をしっかり摂るようにということはよく耳にしますが、塩分などのミネラルを摂るというところまで対策できてる人はあまりいないように感じます。
 
塩分というと健康の敵みたいに言われてしまいがちですが、ある程度の量は必要なものです。
 
ですので、汗をかきやすい夏場などは、塩分を減らすだけでなく、水分と塩分をバランス良く補給することも考えましょう。
 
医師から塩分制限をされている方は、主治医と相談して、どれくらい汗をかいたらどれくらい補給する、みたいな基準を考えておくのも良いかもしれません。
 
僕は真夏で外出しなければならないときにはスポーツドリンク、水、塩分補給ができるタブレットなどを用意して出かけるようにしています。
 
僕がよく飲んでいるドリンクは大正製薬の経口補水液OS-1(オーエスワン 500ml【02P29Jul16】)というものです(所さんがcmに出てるやつですね)。
 

オーエスワン 500ml【02P29Jul16】

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感想(0件)

正直普通のスポーツドリンクよりも少し高いですが、その分の価値はあるんじゃないかなと感じています。

 

また、塩分のタブレットは森永製菓のこちら。

 

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他にもたくさん商品は出ているので、ご自身のお好みのものを探してみてください。

まだまだ日中は暑い日もありますので、油断せずに対策はしっかりしましょう。 
 
 

塩分6gの病院食は味気ない?

 
ここで僕がこれまでに食べた病院食をいくつかご紹介します。
 

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いやー、おせじにもおいしそうには見えないですね…笑

 

これは1日の塩分が6g、カロリーが1,600kcalに抑えられた食事ですが、普段の食事からこんなことしてたらなんの楽しみもなくなっちゃいます。

 

正直食欲も湧きませんし、よっぽどじゃなければここまでやるのは難しいんじゃないかなぁと感じます。

 

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これはまだ良い方ですね。笑

 

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例のみそ汁です。笑

 

人それぞれ制限の度合いは違う、主治医ともよく相談して!

 
ここまで僕が考え、取っている対策などをご紹介してきましたが、体質や、制限などは人それぞれで違います。
 
僕は元々とても汗っかきで、身体の代謝も良く、浮腫みにくい体質ですから、主治医からの制限も特にありません。
 
しかし、これを読んでいるあなたはそうではないかもしれません。
 
しっかりと自分の身体に合わせた対策を取りましょう。
 
この記事がそれを考えるきっかけになれば幸いです。
 
 

まとめ

 
友達付き合いは大切
 
前向きに治療としていくためにも、我慢だけでなくストレス発散の機会を作りましょう。
 
 
漬物、汁物など、塩分の多い食事に気を付ける
 
ちょっと高いレストランなどで食事をするなど、「ここぞ」というときに我慢をしないため、日頃の食事で少しずつ気を付けましょう。
 
前もってわかっている場合には、明日のために今日ちょっと控えるとか、昨日食べ過ぎてしまったなら今日は控えるとか、全体でバランスを取りましょう。
 
たまにはチートデイを作って、思いっ切り食事を楽しみたいですからね。
 
作ってくれた方には申し訳ない気持ちもありますが、自分の健康を守るために思い切って残す勇気も。
 
 
人との違いを理解して、主治医と相談、自分の身体のことは自分で管理!
 
ここに書いてあることはあくまで「僕の場合」の話です。
 
もしかしたらこれをそのまま実行したら身体に悪影響が出てしまうこともあるかもしれません。
 
制限の強度や体質は人それぞれですから、主治医としっかり話して、QOL(クオリティオブライフ)を向上できるようにしていきましょう。
 
 
我慢し過ぎてストレスを溜め込まないように
 
病気の治療というのは辛く、我慢の連続です。
 
当然ストレスも溜まりますが、あまり溜め込まないように。
 
せっかくの治療の効果も薄れてしまう可能性もあります。
 
治療と自分の欲求とで落としどころをみつけながら、適度に息抜きもしていきましょう。
 
楽しく生きるための治療ですから!
 
 
この記事があなたの生活の質の向上に少しでも役立てることができたなら幸いです。
 
 
肺高血圧症の完治を目指すブログ
 
管理人 たっつん
 
 
障害を抱えながらも働きたいという方へ向けて書いた記事もあります。僕が実践していることもここに書いていますので、良かったら読んでみてください。
 

肺動脈性肺高血圧症ってどんな病気? - 肺高血圧症の完治を目指すブログ

たっつんは肺動脈性肺高血圧症という疾患を抱えています。今回のお話も、この病気の治療を通して僕が感じたことをまとめたものです。病気についてはこちらの記事を読んでみてください。

 
 

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